2008年 09月 17日
まんぷく、高尾山を抜け、甲州街道をゆく。 |
記念すべき我が人生2度目の高尾山。
昨年、この高尾山がミシュラン三ツ星(最高位)観光地に選ばれてからというものの、再び客足が増加した模様。
京王線にはいかにも、「私、山、登っちゃいます」風な老若男女が乗車していて、リュックに杖、がっしりとしたトレッキングシューズという完全装備の彼らが、今思い返せば、やはり正しかったのかと思う。
私といえば、リフトに乗って、軽く歩いて、頂上でお弁当広げて、のんびり帰ればいいじゃん?みたいな、日曜日のピクニックを思い浮かべていたものだった。
まぁ、雰囲気的にプーマのスニーカーを履いていて、手にはバックと母の作ってくれたお弁当の入ったややかさばる紙袋を持っている。
だって私はその日の朝、新宿で、優雅にドーナッツを食べていたし、遅めのランチにお弁当を広げるのも悪くないよねっ、くらいにかなり山をなめていた。
のんびり歩き始めて正午前には高尾山(599m)頂上に到達。
決してラクではなかった。。。
滴る汗と、激しい動悸、息切れ、めまい。。。救心。
無理そうだったらケーブルカーで下山するという甘い計画に、私のささやかな対抗意識が芽生えてきて当初の理想的予定であった、高尾山の奥、城山(670m)を経由して、そこからすぐにある小仏トンネルバス停まで行くというコースを決行することに。
「これより奥高尾」
奥高尾に踏み込む人たちは、ちょっとした登山家風で、道も急に険しくなりつつ。。。
紙袋とカメラを持った私は、ちっとした闖入者的視線を浴びつつ。。。
ようやくたどりついた城山。
ここはもや神奈川県との県境で、がんばれば相模湖まで歩いていけるというので驚きです。
次回は足腰鍛えて、相模湖まで行っちゃおう!!城山を制覇したせいか、強気。
紙袋の呪縛から放たれて、しばしお弁当タイム。
母特製地味弁当!
ここから小仏トンネルバス停まで、20分程。あと一息!!
っつーか。
もう20分以上、歩いてる気がするし。。。
山が深くなってく気がするし。。。
っつーか。
湖、見えてるし。
つまり、道をどこかで間違えたわけで。
どこへ向かって歩いているのかもわからないわけで。
あえて言うならば、おそらく、小仏トンネルバス停方面ではないとういうことで。
降り出した雨のせいでぬかるんだ山道に足を取られて、想いっきり滑って転んで、手のひら切って、血もでてるし。
泣きたいくらい大笑い。
泥まみれになりながら、必死の下山。
そして。
ここは、神奈川県相模原市の模様。
まんぷく、甲州街道をゆく!とか張り切って言えないくらいの極度の疲労。
手のひら血だらけ、お尻、泥だらけ。
とにかくここまできたら相模湖を見て帰るしかない。
スワンが、待っててくれた。
山は、甘くなかった。
翌日起き上がれず。
昨年、この高尾山がミシュラン三ツ星(最高位)観光地に選ばれてからというものの、再び客足が増加した模様。
京王線にはいかにも、「私、山、登っちゃいます」風な老若男女が乗車していて、リュックに杖、がっしりとしたトレッキングシューズという完全装備の彼らが、今思い返せば、やはり正しかったのかと思う。
私といえば、リフトに乗って、軽く歩いて、頂上でお弁当広げて、のんびり帰ればいいじゃん?みたいな、日曜日のピクニックを思い浮かべていたものだった。
まぁ、雰囲気的にプーマのスニーカーを履いていて、手にはバックと母の作ってくれたお弁当の入ったややかさばる紙袋を持っている。
だって私はその日の朝、新宿で、優雅にドーナッツを食べていたし、遅めのランチにお弁当を広げるのも悪くないよねっ、くらいにかなり山をなめていた。
のんびり歩き始めて正午前には高尾山(599m)頂上に到達。
決してラクではなかった。。。
滴る汗と、激しい動悸、息切れ、めまい。。。救心。
無理そうだったらケーブルカーで下山するという甘い計画に、私のささやかな対抗意識が芽生えてきて当初の理想的予定であった、高尾山の奥、城山(670m)を経由して、そこからすぐにある小仏トンネルバス停まで行くというコースを決行することに。
「これより奥高尾」
奥高尾に踏み込む人たちは、ちょっとした登山家風で、道も急に険しくなりつつ。。。
紙袋とカメラを持った私は、ちっとした闖入者的視線を浴びつつ。。。
ようやくたどりついた城山。
ここはもや神奈川県との県境で、がんばれば相模湖まで歩いていけるというので驚きです。
次回は足腰鍛えて、相模湖まで行っちゃおう!!城山を制覇したせいか、強気。
紙袋の呪縛から放たれて、しばしお弁当タイム。
母特製地味弁当!
ここから小仏トンネルバス停まで、20分程。あと一息!!
っつーか。
もう20分以上、歩いてる気がするし。。。
山が深くなってく気がするし。。。
っつーか。
湖、見えてるし。
つまり、道をどこかで間違えたわけで。
どこへ向かって歩いているのかもわからないわけで。
あえて言うならば、おそらく、小仏トンネルバス停方面ではないとういうことで。
降り出した雨のせいでぬかるんだ山道に足を取られて、想いっきり滑って転んで、手のひら切って、血もでてるし。
泣きたいくらい大笑い。
泥まみれになりながら、必死の下山。
そして。
ここは、神奈川県相模原市の模様。
まんぷく、甲州街道をゆく!とか張り切って言えないくらいの極度の疲労。
手のひら血だらけ、お尻、泥だらけ。
とにかくここまできたら相模湖を見て帰るしかない。
スワンが、待っててくれた。
山は、甘くなかった。
翌日起き上がれず。
by natsu-daisuki
| 2008-09-17 00:47
| ▪️東京