2007年 06月 26日
恍惚の磯の香。 |
潮騒の音が聞こえる。
ここは誰もいない南の島。ひまわり柄のバティック一枚を身に纏い、木陰に設えられたハンモックで磯の香りをおもいっきり感じながら1日を過ごす。
夕方になればビリーみたいな強くて優しい私専任の執事がやってきて、礼儀正しい手つきでここからおろしてくれる。
「さぁ、姫、とっておきのご馳走を用意しましたよ。」
。。。誰かが遠くで私を呼んでいる。
「ご馳走!ご馳走だよ!!」
どことなく聞き覚えのある声。
私はその大声のおかげで、深い深い眠りの森から引きずり出される。
この磯の香り。。。

母が、台所でサザエを焼いていた。
最近、それが空想なのか、はたまた夢か現実なのか、自分でもよくわからなくなってきた。そんな私を友人は
「幸せだね。」と言う。
でもその哀れみの瞳はなぜ?
ここは誰もいない南の島。ひまわり柄のバティック一枚を身に纏い、木陰に設えられたハンモックで磯の香りをおもいっきり感じながら1日を過ごす。
夕方になればビリーみたいな強くて優しい私専任の執事がやってきて、礼儀正しい手つきでここからおろしてくれる。
「さぁ、姫、とっておきのご馳走を用意しましたよ。」
。。。誰かが遠くで私を呼んでいる。
「ご馳走!ご馳走だよ!!」
どことなく聞き覚えのある声。
私はその大声のおかげで、深い深い眠りの森から引きずり出される。
この磯の香り。。。

母が、台所でサザエを焼いていた。
最近、それが空想なのか、はたまた夢か現実なのか、自分でもよくわからなくなってきた。そんな私を友人は
「幸せだね。」と言う。
でもその哀れみの瞳はなぜ?
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by natsu-daisuki
| 2007-06-26 22:30