2006年 08月 31日
無所属派ニートが見た、とある一日。 |
私は無所属派ニート。人生始まって以来の経験です。
肩書きのない不安はいつのまにか消え失せ、気ままに吹く風の如くこの数ヶ月間街を放浪していました。
すると、思いがけない発見、それは毎日繰り広げられている日常生活の一幕なのですが、改めて色んな世界があるということを知りました。
例えば天丼やの“てんや”にて。
私はひとりで外食をする際、箸を持つ必要のあるお店にははいりません。なんだか恥ずかしいので。(そういうくせにケンタッキーフライドチキンではマイごちセット。鶏肉にかぶりつきますが。)
けれどその日は無性にお米が食べたくて、決してビジネス街ではない私のことを知っている人もいないであろう小さな街にあるてんやに勇気を振り絞って入ってみました。
平日の昼下がり。そのてんやは老人のサロンと化していました。店員さんは夫の扶養内で働いていると思われる主婦のみなさま。和気藹々です。
私が天丼500円を恐る恐る注文し緊張しながら食べていると、
帰りがけのひとりの老婆が店員さんに、
「いつもの、あれ、今日ある?」と訊き、
「ごめんなさい、まだ今日はそんなに出てないの」
とのこと。
一瞬私の箸を持つ手が止まり、この謎めいた会話を注意深く聞いてみると、
どうやら、
“てんカス”のことらしい。
うわっ、てんやって、てんカスもらえるんだ。。。おったまげました。
私の知らない世界、まだまだありそうです。
肩書きのない不安はいつのまにか消え失せ、気ままに吹く風の如くこの数ヶ月間街を放浪していました。
すると、思いがけない発見、それは毎日繰り広げられている日常生活の一幕なのですが、改めて色んな世界があるということを知りました。
例えば天丼やの“てんや”にて。
私はひとりで外食をする際、箸を持つ必要のあるお店にははいりません。なんだか恥ずかしいので。(そういうくせにケンタッキーフライドチキンではマイごちセット。鶏肉にかぶりつきますが。)
けれどその日は無性にお米が食べたくて、決してビジネス街ではない私のことを知っている人もいないであろう小さな街にあるてんやに勇気を振り絞って入ってみました。
平日の昼下がり。そのてんやは老人のサロンと化していました。店員さんは夫の扶養内で働いていると思われる主婦のみなさま。和気藹々です。
私が天丼500円を恐る恐る注文し緊張しながら食べていると、
帰りがけのひとりの老婆が店員さんに、
「いつもの、あれ、今日ある?」と訊き、
「ごめんなさい、まだ今日はそんなに出てないの」
とのこと。
一瞬私の箸を持つ手が止まり、この謎めいた会話を注意深く聞いてみると、
どうやら、
“てんカス”のことらしい。
うわっ、てんやって、てんカスもらえるんだ。。。おったまげました。
私の知らない世界、まだまだありそうです。
by natsu-daisuki
| 2006-08-31 01:17