2007年 10月 04日
茶房 / 築地 |
外国に目を向けた時、人生最初に訪れた国が一番好きな国となる、と聞いたことがある。
私が人生最初に訪れた国はアメリカ。私はその後いろんな国を知り、多くの素晴らしい経験と出会ったから、アメリカが一番好きかと訊かれると決してそうではないけれど、初めて海を渡り私がこれまで見たこともない景色を目の当たりにした時の衝撃と感動は今も消えることはない。
私が人生最初に訪れた国はアメリカ。私はその後いろんな国を知り、多くの素晴らしい経験と出会ったから、アメリカが一番好きかと訊かれると決してそうではないけれど、初めて海を渡り私がこれまで見たこともない景色を目の当たりにした時の衝撃と感動は今も消えることはない。
私が初めて会社に勤めたのが、築地だった。
私はこの地で初めてまっとうな給料を得て、この地で初めて社会人と呼ばれるようになった。
会社が茅場町へ移転するまでの約5年間、私はここ築地でかけがえのない時間を過ごしたのだ。
人生最初に訪れた土地が一番好きな土地となると言い換えれば、私にとって築地はまさにそのいわれにあてはまる土地である。
蜂の子でランチをし、喫茶店ひよこで小説を読んで、キムラヤで菓子パンを買った。残業の後には先輩とよく、ふぢのでラーメンを食べて帰った。
そして、茶房で友人を待った。
それから数年後の今日、茶房にふらりと足が向いた。
「7時半で閉店になります。」
残業で遅くなると言う友人を、私は2軒目の店で待っていたのを思い出した。
そんな頃もあったなと、少し照れくさくなる。
私はただひとり、熱いカフェオレを持って2階にあがった。
私が人生最初に訪れた国はアメリカ。私はその後いろんな国を知り、多くの素晴らしい経験と出会ったから、アメリカが一番好きかと訊かれると決してそうではないけれど、初めて海を渡り私がこれまで見たこともない景色を目の当たりにした時の衝撃と感動は今も消えることはない。
私が人生最初に訪れた国はアメリカ。私はその後いろんな国を知り、多くの素晴らしい経験と出会ったから、アメリカが一番好きかと訊かれると決してそうではないけれど、初めて海を渡り私がこれまで見たこともない景色を目の当たりにした時の衝撃と感動は今も消えることはない。
私が初めて会社に勤めたのが、築地だった。
私はこの地で初めてまっとうな給料を得て、この地で初めて社会人と呼ばれるようになった。
会社が茅場町へ移転するまでの約5年間、私はここ築地でかけがえのない時間を過ごしたのだ。
人生最初に訪れた土地が一番好きな土地となると言い換えれば、私にとって築地はまさにそのいわれにあてはまる土地である。
蜂の子でランチをし、喫茶店ひよこで小説を読んで、キムラヤで菓子パンを買った。残業の後には先輩とよく、ふぢのでラーメンを食べて帰った。
そして、茶房で友人を待った。
それから数年後の今日、茶房にふらりと足が向いた。
「7時半で閉店になります。」
残業で遅くなると言う友人を、私は2軒目の店で待っていたのを思い出した。
そんな頃もあったなと、少し照れくさくなる。
私はただひとり、熱いカフェオレを持って2階にあがった。
by natsu-daisuki
| 2007-10-04 23:38
| ▪️東京