2006年 06月 13日
韓国ソウルの旅 3日目 ① |
北との国境線、板門店へ。
<統一展望台>
ソウルより西北へ約60キロのところに、北朝鮮との国境線があります。
韓国最北端の非武装地帯を板門店と呼び、公式名称は共同警備区域、JSA(Joint Security Area)といいます。
板門店へ行くには、身元証明が必要なため、韓国政府が認可するツアーでしか参加できません。
韓国人は亡命の危険があるという理由から、見学許可が簡単には下りません。そして、社会主義人民は見学できません。
パスポートを持参して、ツアーに参加です。
南から北へ続く高速道路、“自由路”をバスは走ります。
北へ近づくと、川沿いに有刺鉄線が張り巡らされています。
まずは、オドゥ山の統一展望台から、北朝鮮を眺めます。
東西に流れれるイムジン川、イムジン川から分かれ南に延びる漢江を眼下に望むことができます。
川の向こうは、北朝鮮です。
1948年8月13日に、李承晩が大韓民国の成立を宣言。金日成はこれに激怒し、自らも9月9日にソ連の後援を得て朝鮮民主主義人民共和国を成立させました。この結果、北緯38度線は単なる境界線ではなく、事実上の国境となりました。
そして1950年から始まった韓国戦争(韓国の人たちは朝鮮戦争とは呼びません。)は、1953年に休戦協定を結びました。
この日のツアーには、脱北者ジョンさんが同伴ました。
彼女は、38年間北朝鮮で暮らし、数年前に、第三国中国を経由して脱北してきました。
北朝鮮と中国との国境にある川を渡ったそうです。
北朝鮮では生まれたときから思想教育が施され、当たり前に故金日成と金正日総書記を絶対崇拝。
故金日成の描かれた紙幣が汚れると、反抗とみなされるため、燃やすしかないそうです。
ちなみに、金正日総書記の好みの女性のタイプは、手が小さくて、卵顔の美女。
ジョンさんの思想が解けたのは中国に渡ってからだそうで、そこで初めて自分たちが貧しい食糧問題であることに気がついたそうです。
私の住む埼玉と、東京とが荒川を境にある日前触れなく分断してしまったら。。。。
私は泳げないから川を渡って脱北もできないし。
しかも、あいにく美女じゃないので、喜び組にも入れない。
黙って荒野を耕して、貧困生活を送るしかないのか。
そんなことを考えながら昼食は、プルコギです。
北朝鮮にも、たくさんの若者がいるだろうに、夢のひとつも見られないのが気の毒です。
北朝鮮は、テレビなどの情報源は寸断されています。そして残念なことに、南の韓国の若者たちは北朝鮮の今についてあまり知らされていないようです。
日本人の私たちのほうが、北朝鮮問題については敏感で詳しいというのが現状です。
<統一展望台>
ソウルより西北へ約60キロのところに、北朝鮮との国境線があります。
韓国最北端の非武装地帯を板門店と呼び、公式名称は共同警備区域、JSA(Joint Security Area)といいます。
板門店へ行くには、身元証明が必要なため、韓国政府が認可するツアーでしか参加できません。
韓国人は亡命の危険があるという理由から、見学許可が簡単には下りません。そして、社会主義人民は見学できません。
パスポートを持参して、ツアーに参加です。
南から北へ続く高速道路、“自由路”をバスは走ります。
北へ近づくと、川沿いに有刺鉄線が張り巡らされています。
まずは、オドゥ山の統一展望台から、北朝鮮を眺めます。
東西に流れれるイムジン川、イムジン川から分かれ南に延びる漢江を眼下に望むことができます。
川の向こうは、北朝鮮です。
1948年8月13日に、李承晩が大韓民国の成立を宣言。金日成はこれに激怒し、自らも9月9日にソ連の後援を得て朝鮮民主主義人民共和国を成立させました。この結果、北緯38度線は単なる境界線ではなく、事実上の国境となりました。
そして1950年から始まった韓国戦争(韓国の人たちは朝鮮戦争とは呼びません。)は、1953年に休戦協定を結びました。
この日のツアーには、脱北者ジョンさんが同伴ました。
彼女は、38年間北朝鮮で暮らし、数年前に、第三国中国を経由して脱北してきました。
北朝鮮と中国との国境にある川を渡ったそうです。
北朝鮮では生まれたときから思想教育が施され、当たり前に故金日成と金正日総書記を絶対崇拝。
故金日成の描かれた紙幣が汚れると、反抗とみなされるため、燃やすしかないそうです。
ちなみに、金正日総書記の好みの女性のタイプは、手が小さくて、卵顔の美女。
ジョンさんの思想が解けたのは中国に渡ってからだそうで、そこで初めて自分たちが貧しい食糧問題であることに気がついたそうです。
私の住む埼玉と、東京とが荒川を境にある日前触れなく分断してしまったら。。。。
私は泳げないから川を渡って脱北もできないし。
しかも、あいにく美女じゃないので、喜び組にも入れない。
黙って荒野を耕して、貧困生活を送るしかないのか。
そんなことを考えながら昼食は、プルコギです。
北朝鮮にも、たくさんの若者がいるだろうに、夢のひとつも見られないのが気の毒です。
北朝鮮は、テレビなどの情報源は寸断されています。そして残念なことに、南の韓国の若者たちは北朝鮮の今についてあまり知らされていないようです。
日本人の私たちのほうが、北朝鮮問題については敏感で詳しいというのが現状です。
by natsu-daisuki
| 2006-06-13 20:08
| ▪️韓国(ソウル)