2009年 08月 24日
海へ。江ノ島・岩屋。 |
今からおおよそ1500年前、海底から塊砂が噴き出し出来上がったといわれている江ノ島。
開基したのは呪術者の役小角で、以来江ノ島は、島全域が聖域として扱われるようになりました。
なかでも江ノ島の南端部、岩屋は、弘仁5年(814年)に弘法大師の空海が国土守護と万民救済を祈願のため参拝に訪れ、仁寿3年(853年)には慈覚大師の円仁がここ岩屋に籠もり弁才天のお告げにより島山頂の上之宮(現在の中津宮)の社殿を創建したというから、まさに聖域の心臓部。
江ノ島の起源は伝説によるものばかりで解明されていない部分が多くあるという、謎と神秘のつまったこの島に私は強く惹きつけられます。
江の島に初めて桟橋が架けられたのは明治24年(1891年)のこと。
それから100年以上たった今では、岩屋まで桟橋のなかほどから出ている乗合船で気軽にワープできちゃいます。
乗合船は帰路に乗ることにして、アップダウンの意外と激しい江ノ島に張り切って踏み込みました。
夏真っ只中ということもあり、多くの人で賑わっていました。
この感じ、遠い昔の子供のころの夏休みを思い出しました。
星の砂が詰められた小瓶、江ノ島小判、ミニほら貝の笛。
お土産屋さんには子供心をくすぐる古臭いが手頃なグッズがずらりと並び、貝殻の詰め合わせには参ってしまいました。これ、欲しくて親にねだったことがありました。今思えばただの貝。
「そんなもの、いらないでしょ」と一喝されてシュンと肩を落とした幼き頃の私。。。親の判断は間違いなかった。
そんなことを思い出しながら私の脳ミソは古い記憶の整理をしているというのに、灼熱の太陽は容赦なく、記憶まで溶かしてしまいそうな勢い。まるでひと泳ぎしたかのような汗のかきよう。鼻の穴からも汗が。もう、どうにでもしてくれ。
でも嫌いじゃないです、こういうの。普段私は思い切り汗をかくことがないので、愛用の竹原慎二サウナスーツを着てくればよかったなんて思ったりして。もったいないことしました。
この暑さで猫も、
死んでる、
のかと思ったよ。
キミもか。
目指す岩屋まではあともう一息。
急な階段を下りきればそこは聖域のど真ん中。海もキラキラ。
絶景を拝んだ後は、乗合船で帰れば楽チン楽チン!
最後の力を振り絞ります!!
わーい!着いた着いた!
もう、へとへと。
ゲロゲロ。何あれ。
しばらく失語症。
ほどなくして今来た道を振り返る。
「あれを、また、登る、わけだよね?」
やや言語障害。
とりあえず、海を見てから、
「そういうことに、なってしまった、ということだよね、なんというか。」
初めから運休と知っていたらここまで来なかったかもしれないから、これはなにかのお導きとか思うことにした。なんというか。
開基したのは呪術者の役小角で、以来江ノ島は、島全域が聖域として扱われるようになりました。
なかでも江ノ島の南端部、岩屋は、弘仁5年(814年)に弘法大師の空海が国土守護と万民救済を祈願のため参拝に訪れ、仁寿3年(853年)には慈覚大師の円仁がここ岩屋に籠もり弁才天のお告げにより島山頂の上之宮(現在の中津宮)の社殿を創建したというから、まさに聖域の心臓部。
江ノ島の起源は伝説によるものばかりで解明されていない部分が多くあるという、謎と神秘のつまったこの島に私は強く惹きつけられます。
江の島に初めて桟橋が架けられたのは明治24年(1891年)のこと。
それから100年以上たった今では、岩屋まで桟橋のなかほどから出ている乗合船で気軽にワープできちゃいます。
乗合船は帰路に乗ることにして、アップダウンの意外と激しい江ノ島に張り切って踏み込みました。
夏真っ只中ということもあり、多くの人で賑わっていました。
この感じ、遠い昔の子供のころの夏休みを思い出しました。
星の砂が詰められた小瓶、江ノ島小判、ミニほら貝の笛。
お土産屋さんには子供心をくすぐる古臭いが手頃なグッズがずらりと並び、貝殻の詰め合わせには参ってしまいました。これ、欲しくて親にねだったことがありました。今思えばただの貝。
「そんなもの、いらないでしょ」と一喝されてシュンと肩を落とした幼き頃の私。。。親の判断は間違いなかった。
そんなことを思い出しながら私の脳ミソは古い記憶の整理をしているというのに、灼熱の太陽は容赦なく、記憶まで溶かしてしまいそうな勢い。まるでひと泳ぎしたかのような汗のかきよう。鼻の穴からも汗が。もう、どうにでもしてくれ。
でも嫌いじゃないです、こういうの。普段私は思い切り汗をかくことがないので、愛用の竹原慎二サウナスーツを着てくればよかったなんて思ったりして。もったいないことしました。
この暑さで猫も、
死んでる、
のかと思ったよ。
キミもか。
目指す岩屋まではあともう一息。
急な階段を下りきればそこは聖域のど真ん中。海もキラキラ。
絶景を拝んだ後は、乗合船で帰れば楽チン楽チン!
最後の力を振り絞ります!!
わーい!着いた着いた!
もう、へとへと。
ゲロゲロ。何あれ。
しばらく失語症。
ほどなくして今来た道を振り返る。
「あれを、また、登る、わけだよね?」
やや言語障害。
とりあえず、海を見てから、
「そういうことに、なってしまった、ということだよね、なんというか。」
初めから運休と知っていたらここまで来なかったかもしれないから、これはなにかのお導きとか思うことにした。なんというか。
by natsu-daisuki
| 2009-08-24 00:07
| ▪️神奈川